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ソフトバンク、新トクするサポート+査定改定 Dランク最大4.4万円負担

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ソフトバンクが、端末購入プログラム「新トクするサポート+」の査定基準と故障時負担金を2026年8月19日から変更する。同社のプログラム公式ページで告知されており、ケータイ Watchが8月6日に報じた。新たに「Cランク」「Dランク」の区分が設けられ、Dランクと判定された場合の負担額は最大4万4000円(不課税)に達する。端末を2年で返却して残債を免除してもらう使い方を前提にしている人にとっては、実質負担額の試算が変わりうる改定だ。

何が変わるのか

対象は、2026年8月19日(水)以降に「新トクするサポート+」へ加入し、対象機種を48回払いで購入した利用者。8月18日までに加入した人には、これまでどおり変更前の内容が適用される。つまり、すでにプログラムを利用中の契約が遡って不利になるわけではなく、これから加入する人が判断すべき条件変更という位置づけになる。

変更点は大きく2つある。1つは返却時の査定基準の細分化、もう1つは故障時負担金の算出方法だ。

ケータイ Watchの報道によれば、従来の故障時負担金は25〜48回目の分割支払金の合計額に応じて定められ、上限は最大2万2000円だった。改定後は、査定結果のランクごとに上限額が設定され、Dランクでは最大4万4000円と従来上限の倍額になる。

CランクとDランクの判定基準

公式ページおよびケータイ Watchの記事によると、新設される区分の内容は次のとおり。

  • Cランク(最大2万2000円・不課税) — 画面や筐体に爪が引っかかるキズ、打痕、へこみがある状態、塗装はがれなどの汚れがある場合
  • Dランク(最大4万4000円・不課税) — 画面や筐体のヒビ割れ、カメラレンズのキズ、ボタンやSIMトレーといった部品の破損および欠落など、より深刻なダメージがある場合

ポイントは、Cランクの基準に「塗装はがれ」や打痕といった、ケースに入れて使っていても起こりうるレベルの劣化が含まれている点だ。画面割れのような明確な破損だけでなく、日常使用による外装のダメージも負担金の対象になりうる。

負担金の計算式も変更

故障時負担金の算出方法も改められる。公式ページの記載では、「特典B残債務(税込)の金額から、適用される特典利用料(税込)を差し引いた金額に95%を乗じた金額」と「査定結果に基づくランクごとの最大額」を比較し、いずれか少ない方が請求される。

この式は、残債が小さい場合には上限額まで請求されないことを意味する。返却時点で免除されるはずだった残債が少なければ、負担金もそれに応じて抑えられる。一方で残債が大きい状態で損傷ありと判定されると、ランク別の上限額がそのまま効いてくる。高額機種を早いタイミングで返却するケースほど、上限額に張り付きやすい構造だ。

保証パック加入で免除される

回避策も用意されている。端末の購入時から特典利用の申し込み完了時点まで「あんしん保証パックサービス」に継続加入していれば、Cランク・Dランク・付属品NGと判定されても故障時負担金は免除される。

ただし保証サービスは月額料金がかかる。免除のために保証へ加入するなら、その月額を2年分積み上げた金額と、想定される負担金リスクを比べて判断する必要がある。傷なく使い切れる自信があるなら保証なし、返却時の査定リスクを固定費に置き換えたいなら保証あり、という整理になる。

端末の「実質価格」をどう見るか

端末購入プログラムは、返却を前提にした実質負担額の安さが訴求点になっている。しかし今回のように返却時の査定条件が変わると、広告上の実質価格と最終的な支払総額が乖離する可能性が出てくる。

SimFinderで扱うSIM・スマホプランの比較でも、端末代と通信料はできるだけ切り分けて考えることを推奨している。端末購入プログラムを使う場合は、月々の通信料に加えて「返却できなかった場合の残債」「査定で減額された場合の負担金」「保証サービスの月額」までを含めて総額を見積もっておきたい。特に8月19日以降にソフトバンクで機種変更・新規購入を検討している人は、加入前に最新の査定基準を公式ページで確認しておくことをすすめる。