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LINEMO、9月1日から衛星通信と海外データ通信が追加料金なしに

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ソフトバンクは2026年8月7日、オンライン専用ブランド「LINEMO」のサービスを9月1日に拡充すると発表しました。月額料金は据え置いたまま、衛星通信サービス「SoftBank Starlink Direct」と、200以上の国・地域で使える無制限の海外データ通信(毎月最大7日間分)が追加料金なしで利用できるようになります。対象は「LINEMOベストプラン」と「LINEMOベストプランV」で、すでに契約している利用者にも適用されます。

月額料金は据え置き、中身だけが増える

今回の発表で重要なのは、プランの値上げを伴わない機能追加である点です。LINEMO公式サイトによると、LINEMOベストプランは〜3GBが月額990円、〜10GBが月額2,090円。LINEMOベストプランVは〜30GBで5分以内の国内通話無料が付いて月額2,970円です。ソフトバンクのニュースリリースは「各料金プランの月額料金はそのまま」と明記しており、この価格を維持したまま2つのサービスが上乗せされます。

格安ブランドの競争は、ここ数年ギガ単価の引き下げ合戦が中心でした。今回のLINEMOの動きは、価格ではなく「同じ料金でどれだけ付加サービスを積めるか」という方向での差別化と読めます。

「SoftBank Starlink Direct」は、基地局の電波が届かない場所でも衛星経由でメッセージの送受信などが行える衛星通信サービスです。LINEMOでは、これまで2026年7月以降は月額1,650円のオプションサービスへの申し込みが必要でした。

9月1日以降の提供方法は2段階に分かれます。ケータイWatchおよびソフトバンクのリリースによると、9月1日から2026年冬(予定)までは、オプションサービスに申し込んだうえで月額1,650円が全額割り引かれる形となり、実質的な負担はゼロになります。そして2026年冬以降は申し込み自体が不要になり、追加料金なしで自動的に利用できるようになる予定です。

つまり、移行期間中は「申し込みという一手間は必要だが、支払いは発生しない」という扱いになります。9月1日を迎えたら、まず申し込み手続きの要否を確認しておくのが確実です。

海外データ通信:毎月最大7日間分が無制限

もう一方の柱が海外データ通信です。ソフトバンクによると、200以上の国・地域を対象に、毎月最大7日間分の無制限データ通信が追加料金なしで利用できるようになります。既存の「海外あんしん定額」に対して割引が適用される仕組みです。

こちらも段階的な展開となります。ケータイWatchによれば、2026年冬までは1日〜7日間のプランを利用した場合に最大6,860円(7日分相当)が割引の対象となり、冬以降は1日〜31日間のすべてのプランが対象に拡大され、そのうち最大7日分が追加料金なしになる予定です。ITmedia Mobileも同様に、冬以降は1〜31日間の全プランで最大7日間分が利用できると報じています。

年に数回、1週間程度の海外出張や旅行に出るユーザーにとっては、渡航のたびに旅行用eSIMを別途購入する必要性が薄れる可能性があります。一方で、7日を超える長期滞在では超過分の料金が発生するため、滞在日数によっては引き続き現地SIMや旅行eSIMとの比較検討が有効です。

何を確認しておくべきか

現時点で公表されているのは上記の枠組みまでで、既存契約者への変更日など細かな運用については別途案内されるとされています。検討する際のポイントを整理すると次の通りです。

  • 料金プランの見直しは不要:月額料金が変わらないため、現行契約者は基本的に待っていれば拡充が適用される
  • 9月1日〜冬は申し込みの要否を確認:衛星通信は移行期間中のみオプション申し込みが必要(料金は全額割引)
  • 海外利用は「最大7日間」が目安:それを超える滞在では追加費用の有無を渡航前に確認する

ソフトバンクは今回の拡充について、LINEMOベストプランとベストプランVが「国内外でより安心・快適に」なるものと位置付けています。詳細な提供条件は、ソフトバンクのニュースリリースおよびLINEMO公式サイトで確認してください。

(出典:ソフトバンク ニュースリリース 2026年8月7日、ケータイWatch 2026年8月7日、ITmedia Mobile 2026年8月7日)