NTTドコモは、MVNO(格安SIM事業者)向けの設備が故障し、ドコモ回線を使う一部の格安SIMがつながりにくくなったと発表しました。障害は2026年10月23日と25日の2回で、どちらも復旧しています。ドコモ回線の格安SIMを使っていて、この時間帯に通信が不安定だった場合は、この障害が原因だった可能性があります。
障害の発生時間
ドコモが公式サイトの通信障害のお知らせに出した情報は以下のとおりです。
| 発生 | 復旧 | 継続時間(目安) | |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 10月23日 12時46分頃 | 10月23日 23時21分頃 | 約10時間半 |
| 2回目 | 10月25日(日)11時54分頃 | 10月25日 14時15分頃 | 約2時間20分 |
1回目の告知は10月24日に、2回目の告知は10月25日に掲載されました。ケータイWatchも10月26日に報じています。
影響があったのは「ドコモ回線を使う一部のMVNO」
告知によると、影響があったのは「ドコモ回線を利用する一部のMVNOサービス」です。サービスを「利用しづらい」状態になりました。影響を受けたMVNOの名前や地域は書かれていません。ドコモ本体のプランについての記載はありません。
原因はどちらも「MVNO事業者向け設備の故障」とされ、詳しい原因は調査中です。25日分の告知では、監視体制を強化して対処するとしています。わずか3日間で同じ種類の設備に2回障害が起きたことになります。
格安SIMユーザーが確認しておきたいこと
ドコモ回線の格安SIMは、ドコモの基地局やコア設備に加え、MVNOとドコモの網をつなぐ設備を通って通信しています。今回はこのMVNO向け設備で起きた故障で、ドコモ回線のMVNOに絞って影響が出たとみられます。
障害中に「圏外ではないのにデータ通信ができない」「つながりにくい」といった状態になった場合は、次の点を確認するとよいでしょう。
- 契約しているMVNOの障害情報ページやドコモの通信障害のお知らせを確認する
- 復旧後も通信が戻らない場合は、端末の再起動や機内モードのオン・オフを試す
なお、2026年5月にも一部MVNOの設備不具合でつながりにくくなったことがあります。格安SIM1回線に仕事や連絡を頼っている人は、別回線のサブ回線(eSIMなど)を用意しておくと、障害時にも通信手段を確保しやすくなります。
まとめ
- ドコモのMVNO向け設備の故障で、10月23日と25日の2回、ドコモ回線の一部格安SIMがつながりにくくなった
- 1回目は約10時間半、2回目は約2時間20分続き、どちらも復旧済み
- 詳しい原因は調査中で、ドコモは監視体制を強化するとしている